2014年5月14日水曜日

PSM SDK2.0とUnity for PSMのおはなし。

先日、PSM SDK 2.0が告知されました。


PSM SDK 2.0を2014年夏頃リリース予定!




私が最近毎晩触っているUnity for PSMは現在パブリックプレビューで、夏頃に審査に出せるバージョンが出るそうですが、それに合わせて従来のPSM Studioを使うPSM SDKのほうも2.0に大幅バージョンアップするそうです。

驚いたのは、PSM 2.0系が「PlayStation Certifiedデバイス(XperiaなどAndroid端末)」に対応しなくなるる事。PS VitaおよびPS Vita TVのみが動作対象機器となります。
PSM 1.2系は存命し、Certifiedデバイス向けには引き続き使用出来る模様です。


Unity for PSM と PSM SDK の位置付け


Certifiedが対象外になってしまった事と引き換えに、"利用可能メモリの増加・圧縮テクスチャのサポート"が入るという事で、苦渋の選択であったのかな..と思います。

すでにPSM 1系でコンテンツを販売している人に取っては、「異なるSDKを使って同じタイトルをアップデートすることはできません」が大変そうです。(すなわち、現在販売中のゲームは新規にPS  Vita TV対応出来ないということ?)

別タイトル扱いとしても、同名タイトルを買っている人は2.0系版を無償で再ダウンロード出来るようになるとか、そういう手段があるといいなぁ。。。など思っております。

↑上記について、PSM DevSupport(SCE公式)さんからコメントをいただいたので追記します。

ご意見ありがとうございます。
PS Vita TV対応についてですが、PSM SDK 1.2をご利用されている方に対しても別途更新版のPublishing Utilityのリリースをしておりまして、
PSM SDk1.2で開発されたコンテンツに関してもPS Vita TVで販売できるようにする予定です。
https://twitter.com/PSMDevSupport/status/473795217401720834
https://ja-support.psm.playstation.net/app/answers/detail/a_id/267

つまり、現行PSM1.2でタイトルをリリースしている人は、そのままPS Vita TV対応の更新が出来るという事です。


以前から「PS Vitaのみ向けにタイトルを出せないか」という声は大きかったので、Android対応で二の足を踏んでしまっていた方は一気に参入しそうです。
なんにせよSDKのメジャーバージョンアップはすごくワクワクしますね!

ちなみに、Unity for PSMは現在アプリ容量上限についてアンケートを取っているようですので、ぜひ皆様ご意見をお送りいただければと思います。

個人的には512MBあれば十分なサイズのゲームを作るつもりですが、もっと気合の入ったゲームを作っている皆様は、やはりiOSとマルチするなら2GB無いと、と思う方が多いと思います。

実際、商用のiOSアプリでは2GBで容量が足らず、泣く泣くサーバーを立てて追加データダウンロードで何とかしているアプリもちらほら出てきました(基本無料以外で)。(iOSは次のXcodeとかでさらに容量上限は上がるのではないでしょうか?)

また、Unityの場合各種データ(モデルデータ、テクスチャデータ、サウンドデータ)がUnityに依存するので、あまり人力で削れない雰囲気がします。

テクスチャデータはOptopix噛ませれば減らせそうですが、サウンドデータは生wavが中心になりそうですから苦しいです。(手前みそ発言)

正直Compressed設定で鳴らしまくるとどうなるかはテストしていないのですが、、、あっテストしよう。そうしよう。

1 件のコメント:

  1. ご意見ありがとうございます。
    PS Vita TV対応についてですが、PSM SDK 1.2をご利用されている方に対しても別途更新版のPublishing Utilityのリリースをしておりまして、
    PSM SDk1.2で開発されたコンテンツに関してもPS Vita TVで販売できるようにする予定です。
    https://twitter.com/PSMDevSupport/status/473795217401720834
    https://ja-support.psm.playstation.net/app/answers/detail/a_id/267

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